2007年10月13日
LIFE:My Sweet Life Rec.02

2000年ワシントンD.C ホームステイ先の部屋の写真
ほんと好き勝手やってきたまま大人になって、
大人になってもまだ好きなことしかしてませんが、
心ある人の支えの中で何とか生きてる今の僕で。
(最後、Mr.ChildrenのEverythingから)
前回の続きで、アメリカに行った時の事を書こうと思います。
アメリカに行ったのは21歳の春。
2000年3月31日。
渡米のきっかけは、「希望しない留学」。
╋ ╋ ╋
好き勝手にやってきても、すべての希望することが実現できるわけもなく、
ちゃ〜んと、思ったようにならないもどかしさだったり、挫折する事も、
もちろんあります。
まず18歳から2年間通ったデザインの専門学校を卒業する時には、
就職先も見つからなかった就職浪人でした。
実は学校を卒業する前に親とひとつの約束を交わしていました。
「卒業して就職できなかったら色彩検定の勉強と英語の勉強をする。」
今思い返せば、いつこんな約束したっけな?と、
うまい具合に言いくるめられて1年我慢して勉強してました。
一緒に住んでいた兄いわく、
「タイケイが今までの一生の中で一番勉強してた。」というくらい。
╋ ╋ ╋
人生初の猛勉強の甲斐あって、色彩検定は2級を合格!
あんなに勉強ってできるもんだなっと、自己評価で120%の頭の稼働率に
悦に入っていたところで、
すると、次は留学に行ってこいと。
「・・・え?・・・何で?」
どうやらそれも約束の中に含まれていたようで、
自分:「行かない。」
と、いっても、
親:「行きなさい。約束。」
・・・実はそんな約束覚えていなくて、なんかだまされてる気分のまま。
その時の自分は色彩と英語の勉強をするかたわら、
オリジナルのTシャツやステッカーを作ったり、
クラブのイベントのフライヤーやノベルティを作ったりと、
デザイン活動に精を出していました。
それが、その春に1周年を迎えることで、
イベント関係の友達に
「なんかイベント打てば?協力するよ。」
と誘ってくれたのをきっかけにイベントを企画していました。
でもそれが、親との約束(?)の留学を迫られ、
親は行け!
自分は嫌だ!
お金のかからないいい息子なはずなのに、
よくわからない意地の張り合いに負け、
最後の親孝行のつもりで、留学することにしました。
╋ ╋ ╋
自分のデザイン関係の1周年イベントも流れ、
留学の準備をしながら英語の勉強を続け、
ちょうど1周年のその日に、自分は成田空港の出発ゲートをくぐりました。
出発に空港まで送ってくれた母親に、絶えずぶつぶつと、
不本意だと、最後まで文句をつぶやきながら。
今では笑い話になってるけど、あれだけ執念深く嫌がったのは初めてじゃないかな。
╋ ╋ ╋
これがアメリカに行く事になったきっかけとその理由。
はっきり言って甘い!甘かった!
親に甘えていないつもりでも、しっかり甘えていたと思うし、
誰かがこれを見たら、
「なーんだ、ただの子供のわがままじゃん。」
と思う人もいるだろうけど、
自分の中では、とても大きな出来事でした。
その時、デザインは自分にとってようやく見つけた自分が夢中になれる事で、
それが面白くて集中していた時だった。
それまでは夢中になれるものを見つけても肉体的な支障をきたして諦めてきた。
中学生の時にはバスケットボールに夢中になったが、
ひざを悪くして一番面白かった時期を通院しながらコートの外にいた。
本当は親に膝も悪いんだしバスケ部を休部してこいと言われ、
部の顧問の先生に伝えにいったが、
膝の事の一通り説明をして、だから休部させて下さい、というつもりが、
途中で涙があふれて泣いてしまった。
すごい恥ずかしくて嫌だったんだけど、
その自分がまた悔しくてバスケがしたいのに出来ない悔しさで、
泣いてしまった。
その晩、部の顧問の先生が家に電話してきて、
部活にこれるように親を説得してくれて、
翌日の朝練からいつもどおり顔をだした。
次に高校生の時にバンドに夢中になったが、
耳が良すぎるのか大きいアンプから鳴り響く音に、
耳が悲鳴を上げた。
それでも耳栓や湿らせた脱脂綿を耳に詰めて続けてみるも
耳にはちゃんとダメージが残り、
鳴り止まない耳鳴りが後に睡眠障害もおこした。
やっと見つけた夢中になれるバスケとバンドを肉体的な支障で諦めてきた。
それからデザイン学校に入って表現活動がだんだんと面白くなり、
本気でのめりこんでからは、夢中になって取り組んだ。
本気でデザインで仕事をしていきたいと思った。
(後にちゃんとこの夢は叶った。)
そこに突然の留学の話。
そんな時にアメリカに行きたいとも、思わなかった。
デザイン活動を始めて1周年のイベントをするチャンスを、
これでつぶされる、そう思った。
それで自分の本当にやりたい事に水をさされた格好になったわけで。
デザイン学校を卒業してからの1年間の勉強や留学も、
もちろん親の為なんかじゃなく、全部自分の為になってるんだけど、
素直じゃない天邪鬼な自分は感謝しつつも、
親でも誰でも何かを強いられるのが嫌いなのです。
この留学が、今まで好きにやってきた中で、
数少ない「不本意ながら特別な経験」になった。
今では、この機会を与えてくれた親に感謝してます。
2度とない特別な旅になったから。
留学からその後のアメリカの話はまた次回。
╋ ╋ ╋
身も心も自然にも、ていねいな暮らしを。
WASITEでした!ありがとうございました。
Written by TAIKEIPARK
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