2007年11月01日

LIFE:My Sweet Life Rec.03




世間知らずだった、少年時代から、自分だけを信じてきたけど。
心ある人の支えの中で、何とか生きている今の僕で

そんなミスチルのeverythingの歌詞そのまんまにやってきました。

というわけで、アメリカ編「成田~ヒューストンで入国~そしてワシントンDC」です。



╋      ╋      ╋

2000年、3月31日に成田空港から離陸した飛行機は、
日付をさかのぼり、はっきりとは覚えていないけど、
とっても長い時間エコノミーシートに釘付けだった。

隣の席は横田?沖縄?どこかの基地から本国に戻るアメリカの海兵隊だった。

その時の自分の着ていた服といったら、
迷彩柄の軍モノのジャケット。。。
それにまた軍モノの黒いカーゴパンツ。。。

出発の前日にまさかの風邪をひいてしまい、
空調のきいた機内では、
隣の海兵隊が薄着だろうが、
隣のヒゲ+ロン毛(僕のことです)はがっちり軍モノの装備です。

この席だけ、異様な空気を放ちながら、
太平洋の上を飛行機は東に、朝日を目指して飛んでいく。
機内食を何回食べたかわからなくなってきた頃に、
機体は朝の光の中に。

昼前にやっと入国のためにまずヒューストン(確か)に降り立った。

となりの海兵隊にバーイと言って、
全身軍モノのヒゲ+ロン毛は、入国審査の列に並びます。

さて、自分の番に・・・、
と思ったら、審査官の前に出る前にボブサップのようなセキリティに
お前はこっちに来いといわんばかりに、
列から外れたところへ強気のエスコート。

審査官の審査の前に、いかにも怪しかったのか自分だけ別室に連れて行かれそうな雰囲気!

このままじゃやばそうだ。。。

今ここで話せるだけの英語で、留学にきた旨と、入学予定の学校、ホームステイ先の家、住所、家の人の名前、
出せるインフォメーションをありったけボブサップにぶつけてみたところ、

All Right , Go ahead.

イエス!!!ひやひやさせやがって。ボブめ。



さて、今度は入国の許可を実際に下す入国管理官による審査。

透明プラスチックの仕切りの向こう側には、
まるで、ドン・キングのような審査官。

白髪にめがね。

やばい、さっきボブサップに話した渡航理由、忘れてもうた。

焦りを隠してドン・キングにパスポートを渡す。

パスポートの写真はパスポートを作った当時高校3年生の時の写真。

ピュアで、世間の厳しいところも汚いところも知らない田舎の純朴な少年の写真。


そのパスポートを持ってきたのは、全身軍モノでセットアップした
ヒゲ+ロン毛に荷物はバックパックだけのバックパッカー。

本人か?いや、どんだけのカルチャーショックがあったらこうなるんだ?
といわんばかりのビフォー、アフター。

シティーハンターの冴場遼は、子供の頃に飛行機事故で不時着した国のゲリラに拾われ、
戦争の技術を叩き込まれて名スイーパーに成長。

呼び出す合図は掲示板に「xyz」その意味は、もう後がない。

しかし今、ドン・キングの目の前にいるんは、
ただの名スイーパーどころか、キチガイヒッピーにしか見えなかったはず。

気分は「xyz」その意味は、もう後がない。


そこでドン・キングが問いかけた。「fmkdfj氏trmklcせrjpmkclさpjりあptt?」


彼の問いかけには何を言っているかわからなかったが、
とにかく、学校に行くんだ!

俺は、「学校に行こう」

屋上からみんなに向けてどんな暴露話をしてやろうか。
しまった!ここはアメリカだ。
笑いをとるならアメリカンジョークのひとつでも覚えてくるんだった!

「だから俺はそんときのお袋にいってやったよ、それはヤンキースだよってね。」

金髪のクラスメイトやマリオみたいな先生も笑ってくれるかな?

いったい何が面白いのかわからないが、とにかくアメリカンジョークを考えなければ!

いや、そんなことよりまず留学生だって事を伝えるべきだと思い、
ワシントンDCに入学予定の学校の申し込み書の控えと、
ホームステイの書類を提出。

すると・・・?

ドン・キングはため息ひとつ、
パスポートに入国のスタンプが押され、
オッケーだ、行きなさい。

行きなさい。

そう、行きなさい。

あ、そう。サンクス・・・


スタンプが押されたパスポートを受け取った僕は、
パスポートを手に持ったまま、審査官の前から先に進み、

また一歩アメリカの内側に入っていった。


後ろを振り返れば奴がいる。

ドン・キング似の入国審査官。

と、

ボブサップ似のセキリティ。


もう、二度と会うことはない、飛行機の中で隣の席だった海兵隊も。
もう、二度と会うことはない。

これからのアメリカの生活と旅では、
何人の人とすれ違うだけで、
その中の何人と挨拶だけを交わして、
またその中の何人と会話を楽しんだり、
またまたその中の何人と、食事をともにするんだろうか。

なんて事を考えながら、ずっと、入国の審査をするドン・キング似の審査官の仕事と、人生に思いをはせた。

入国のジャッジをしてスタンプを押す。

なんて仕事なんだろう。

これから、いろんな人と出会う。

ドンも、そのときの自分も。

だから、会えたときは、

nice to meet you.

あなたに会えてナイスだよ。

なんだ、と納得。


とにかく、アメリカに無事に入ることだけ、
これだけどきどきで苦労したのに、
ここで生活するなら、この連続なんだろうな。

とにかく、学校とホームステイ先があるワシントンDCに向けて、
飛行機を乗り換えなければ。

乗り換えの飛行機までは特別迷わずに、
無事に乗り込むことが出来た。


これで、あとは何があっても、ワシントンDCまでは、連れて行ってくれる。
すこし、すこしだけ安心した。

4時間程度のフライトでアメリカ南部のヒューストンから、
アメリカの政治の中心、ワシントンDCにたどり着いた。

が!

ほぼ初めての海外渡航で、
ホームステイ先までピックアップサービスを文字通り

「遠慮した」僕は、

自力で自分の足でたどり着かなければならない。

まるで気分は、夏休みのテレビ番組で、
子供が田舎のおばあちゃんの家に一人で電車に乗って行くあの例の企画。

テレビのように、見守ってくれる芸能人はいない。

ぽつんと、文字通り一人ぼっちになってしまった。


ここからどうやって、ホームステイ先まで?


それは、また次回に。

╋      ╋      ╋



身も心も自然にも、ていねいな暮らしを。
WASITEでした!ありがとうございました。

Written by TAIKEIPARK

========== WASITE〜ワシテ〜 ==========

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Posted by TAIKEIPARK(タイケイ) at 22:36│Comments(3)TrackBack(0)WASITE Life

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この記事へのコメント
中々なストーリーですなー。入国審査。 私も一度別のカウンターに通され、このまま日本に帰されるのではないかとヒヤヒヤしたものです。
Posted by 新やふー at 2007年11月01日 23:02
中々なストーリーですなー。入国審査。 私も一度別のカウンターに通され、このまま日本に帰されるのではないかとヒヤヒヤしたものです。
Posted by 新やふー at 2007年11月01日 23:02
>新やふー さん

こんにちは、新やふーさん!コメントありがとうございます。

もう6年以上も前のことなので、
印象に残ってることしか書けないのですが、
写真や、そのときの日記とかメモなどを懐かしく読み返しながら
書いてみました。

>私も一度別のカウンターに通され、
このまま日本に帰されるのではないかとヒヤヒヤしたものです。

ほんとヒヤヒヤですよね!
知り合いの女性に、ほんとに帰されて人生変わった人を知ってます。

あと、個人的には金属探知機に無性にドキドキします。

ではでは、また続きも書きますので、
これからもよろしくです!
Posted by タイケイ at 2007年11月02日 09:28